シール印刷(ラベル印刷)の印刷方法について

ラベルマスターでは、以下の5つの印刷方法からお客様のご予算や用途に合わせて最適なものを選んでお見積りのご提案や印刷をしています。サイズや絵柄のタイプ、ロットや加工などで最適なシール印刷機が異なります。上の写真は凸版間欠輪転印刷機です。ユニットが4つあるので4色機になります。

1.シール印刷機(凸版平圧印刷機)
2.凸版輪転印刷機(ロータリー)・凸版半輪転印刷機
3.オフセット輪転印刷機
4.オフセット(平判印刷)印刷機
5.オンデマンド印刷機(トナー方式・インクジェット方式)

それぞれのメリット・デメリットや特徴などは以下の通りです。グラデーションや写真などが入らず特色3色程度までの比較的小さなシールの場合には、1番のシール印刷機での印刷がお勧めです。他の方法よりも印刷費用が割安です。ただ、数十枚から数百枚程度の小ロットのフルカラーシール印刷などは現在ではオンデマンド印刷がコスト面で優れています。印刷の仕上りは他の印刷方法に若干劣りますが、単価が安く仕上がるのが魅力的です。

1.シール印刷機(凸版・平圧印刷機)

印版の高く盛り上がった部分にインキを付着させて、直接シール素材に印字する、シールの印刷方法では一番原始的な印刷方法で、ゴム印、印鑑などと同じ原理の印刷方法です。数ある印刷方法の中でも歴史のある印刷方式で、網点が細かくないため、プロセス4色などの網点は再現性が悪く単色印刷(特色1色〜特色4色)が得意な印刷機です。
凸版平圧印刷機のしくみ

凸版平圧印刷機が得意なシールは下記のようなロゴシールや表示ラベル、箔押しラベル・エンボス加工のシールになります。

店舗用ロゴシール(ロール巻仕上げ) 特色3色+金箔押し加工の商品ラベル

2.凸版輪転印刷機・凸版間欠輪転印刷機(ロータリー)

輪転印刷での版は金属製シリンダーが一般的で、線画やベタ印刷は得意なのですが、凸版の性質上3%以下の網点は製版できないため、細かい網の再現性はオフセット印刷に劣ります。ただ、グラデーションや写真などが入っていても現在では良いCTP版があるので薄いパステル調の色や、よほど淡い絵柄や色のグラデーションで無い限りはあまり問題にはなりません。一般的なサイズのシールでしたら、オフセット輪転印刷よりも価格が安く仕上がるのでラベルマスターではオススメの印刷方法の一つになります。弊社の印刷サンプルセットにも凸版輪転機で印刷したサンプルが入っていますので、是非お手にとってその仕上りをご確認ください。

凸版シール印刷機

凸版輪転機(間欠輪転機)が得意なラベルは下記のようなフルカラーの絵柄や、特色印刷での大きめなサイズの表示ラベルなどになります。

アート紙を使用した商品ラベル(ロール巻)

3.オフ輪(オフセット輪転印刷機)

印刷部分と非印刷部分とで版の表面に高低差がない、平版印刷と呼ばれる方式です。印刷しない部分は水、印刷する部分は油の性質を持たせて、水を含ませながら油性インキを塗ると、水系部分はインキをはじいて、印刷部分にだけインキが付着するので、それを転写すると印刷が出来上がる仕組みの印刷方法です。

インキを刷版からブランケット胴に印刷して、さらにブランケット胴から紙等に転写するロール巻き素材を使用するオフセット印刷です。 オフ輪は写真やグラデーションが入った絵柄のシールで、ロットの大きいもの(数量の多いもの)に適した印刷方法です。最近では水系層(平凸)の代わりにシリコン層を利用する水なし平版(平凹)も普及してきています。ロットの大きなラベルで食品の写真がはいっていたり、細かいグラデーションが入っていたりするような絵柄にはこの印刷方法が適していますが、オフセット輪転機印刷は抜き型の作成と抜き加工が必須な印刷機のため、断裁仕上げで大判のシールなどは平版オフセット印刷(下記の4)がコスト面で優れています。

オフセット輪転機のしくみ

オフセット輪転機印刷事例(ロール巻き)

4.平版オフセット印刷 (一般のオフセット印刷機と同じ)

印刷の3大方法には,凸版印刷,凹版印刷,平版印刷がありますが、オフセット印刷とは、版自体に凹凸のない平版(PS版)を使用する印刷方法で、現在ではカタログやフライヤーなどの一般商業印刷の大半がこのオフセット印刷方法によるものです。(3)のオフセット輪転機に入らないサイズのラベルや、ロール仕上げにしない大ロットのラベル、抜き加工のないラベルで平判で印刷したほうが安い場合にはこの平判オフセット印刷で印刷を行います。

オフセット印刷は、下記のイラストのようにPS版に付けたインキを直接紙に転写しないで、PS版からゴムシートに移して(オフ)、それを印刷用紙に転写(セット)して印刷します。

平判オフセット印刷のしくみ平判オフセット印刷で印刷したラベル

水と油を使うオフセット印刷

オフオフセット印刷ではPS版(Presensitized Plate 表面に感光材を塗った金属板)の表面に光を当てて凹凸を作るFTP(Film to Plate)オフセット印刷方式と、主にレーザーで凹凸を作るCTP(Computer to Plate)オフセット印刷の2種類があります。この2つの方法で版の表面を加工して水に馴染む部分と水をはじく部分を作り、出来上がった版にインキを乗せると水のある部分にはインキが乗らず、水のない部分にだけインキがのり、そこの部分だけが用紙に転写され、印刷されるという仕組みになっています。

大判の大ロットシール印刷は、CTPオフセット印刷で、コスト・クオリティ・スピードの両立を実現!

CTPオフセット印刷は、従来のFTP(Film to Plate)オフセット印刷と異なる、製版フィルムを使用しない、CTP(Computer to Plate)オフセット印刷(印刷データから直接PS版に焼付け刷版を作成する)という印刷方法です。従来のフィルム製版がないので、フィルム代が不要で、またその分納期も短縮されています。線数もFTPオフセットが175線程度だったのと比較して、クオリティもアップしています。

CTPオフセット印刷詳細

和紙を使用した商品ラベル

5.オンデマンド印刷

トナー方式(屋内用シール印刷)やインクジェット方式(屋外用耐光インキ印刷)などの印刷方法があり、小ロットに向いている印刷方法です。大きなシールや枚数を沢山印刷する場合にはとても高額になってしまうため、その場合には他の印刷方法が適しています。試作品や展示会用にオンデマンド印刷で少ない枚数をオンデマンド印刷で仕上げて、本製造時には凸版シール印刷やオフセット印刷などで商品ラベルを製造するケースも増えてきています。

下記はインクジェット方式のオンデマンド印刷機で印刷した店頭POP用(アテンションシール)です。

オンデマンド印刷は印刷時の材料予備がとても少なく、必要な時に必要なだけ印刷できるのが最大のメリットです。抜き加工の工程も抜き型が不要で、コンピュータ制御によるカッター刃やレーザーカットなどでのハーフカット加工で仕上げます。小ロットで箔押しやエンボス加工などが入らず、特色印刷でない場合には一番安上がりな印刷方法になります。

通常扱っている所の少ない、特殊素材(糊)でのオンデマンド印刷も行っていますので、特殊素材や特殊糊でご検討中のお客様も是非一度お問い合わせください。

シールの素材について

シールの糊について

シールの加工について

シール印刷方法についてのご相談は・・

矢印

迅速に対応・御見積りのご提案させて頂きます。

シールの無料お見積りはこちらをクリック!

シール印刷のお見積りは無料です。お電話でも対応させていただきます。