1枚のシートに複数の変形シールを並べて仕上げるマルチタイプのシールの印刷事例
透明の塩ビシートに変形のハーフカットのシールが複数並んでいるマルチシールを印刷させて頂きました。透明素材なので、最初に白引き印刷をしてからのフルカラー印刷を行います。印刷後はラミネート加工をしてからプロッターでハーフカットを行います。最後に仕上げの断裁をして完成です。
サイズにもよりますが、500〜1,000シート以下の数量の場合には抜き型を作成しての印刷加工よりも、オンデマンド印刷で行った方が安上がりになります。反面、中〜大ロット(3,000シート〜数万シート)の場合には、オフセット印刷などで印刷して抜き型を作成しての抜き加工の方がトータルのコストは圧倒的に下がります。
ご入稿データの変形のカットパスについて
変形のカットパスを作成できないお客様もご安心ください。形状にもよりますが、弊社の方で作成代行することもできますので、ご自身でカットラインの作成ができないお客様もお気軽にご相談ください。
青い円形のシールをひっくり返してみました。白引き印刷をしているので、裏面は白っぽくなっています。
白引き印刷してから、絵柄の印刷をしているので青い色もしっかりと出ています。(白引き印刷をしないと、印刷した部分は半透明に透けて見えます)
台紙(セパレータ/剥離紙)について
今回はノベルティ用途なので、白いセパレータ(白セパ)のものを使用しましたので、仕上がりもきれいです。透明素材の場合には、黄色や青いセパレータのものを使うと仕上がりの見た目がイマイチなので、白セパが使える材料の場合には、白セパを使います。
■上記小ロットマルチタイプのシール印刷の仕様:
素 材: 透明塩ビ80<一般糊>粘着紙
印 刷: 屋外用インクジェット 白(先刷り)+プロセス4色フルカラー
仕 様: シート仕上げ
最低ロット:50シート程度より
小ロットマルチタイプシールのご相談は・・
迅速に対応・御見積りのご提案させて頂きます。